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「秋田市にスタジアム整備を要望する署名運動」の署名を提出しました

2017年3月15日

3月15日(水)、秋田県庁にて、秋田県・秋田市に「秋田市にスタジアム整備を要望する署名運動」の署名を提出しました。

当日は、秋田県と秋田市を代表して佐竹敬久秋田県知事・穂積志秋田市長がご出席いただきました。また、ブラウブリッツ秋田後援会より、会長の小畑宏介、副会長の斎藤秀光、ブラウブリッツ秋田 代表取締役社長の岩瀬浩介も出席しました。

佐竹知事・穂積市長に、この日までに集まった、179,412筆(企業・団体・個人:170,758筆、街頭署名:5,920筆、オンライン署名:2,734筆)の署名を提出させていただきました。

ご署名下さった皆様、署名活動にご協力下さった皆様に、心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。

提出のレポートをお届けいたします。

ブラウブリッツ秋田後援会 小畑宏介 会長

本日はこのような機会を作って頂きありがとうございます。心から感謝申し上げたいと思います。
昨年の11月20日から2月の末日まで、今日準備してきた署名を集めました。
そして、我々はブラウブリッツ秋田後援会として、岩瀬社長をはじめとするブラウブリッツ秋田の実現したい事、理念を叶えられるスタジアムの整備を、という事でこの3ヶ月に渡り集めて参りました。
そしてまた、数にしますと179,412筆集まりました。
これを我々は大きな責任と思っていますし、これを書いて頂いた方々の気持ちをしっかりと含めて、今日提出をさせて頂きたいと思いますし、また、ブラウブリッツ秋田の理念であります「秋田の笑顔と元気の創出」この事を実現するために、新設のスタジアム、J1を望める、早期スタジアムの建設、この3つを要望として掲げさせて頂きます。
我々も共に闘うつもりでございますので、どうかよろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。

佐竹敬久 秋田県知事

最初10万という(目標だった中で)、18万というのは非常にすごい数字で、ある意味、我々もかなりプレッシャーを感じています。
ただ、スタジアム整備の問題は3年ぐらい前から話題にのぼって、いろんな意見もありました。3年前はまだ少し成績があまり良くはなかった。観客動員数も少なく、盛り上がりが少し足りなかったのですけれども、昨シーズンは成績がよく、非常に頑張っていた。また、後援会長の小畑さんが頑張っており、岩瀬社長も非常に真摯に活動しており、チームの成績も良くなっている。県民が、サッカーファンのみならず多くの皆さんが、好感情を持ってそれを受け止めている(18万という署名は)そういう証拠ではないかと思います。そういった中で、いずれこれからこのチームをより強くして、県民の皆さんがもっと楽しみになるような、そういういいチームに仕上げていってくれるものと思っています。そうなりますと、当然活動・活躍の場が必要になる。
我々もそれに応えるためには県民の皆さんの多くの理解と協力が必要です。新しいものをつくって時限的にどうするのか。あるいは2段階でやるのか。秋田市や産業界の皆さん、そして当然チームも一緒になって、この道筋を早めにつけたいと思います。それによって、この後の具体的な進め方を調整していかなければなりません。総論としての県民の皆さんの認証、今度は財源の問題、そして立地場所、それと運営の仕方。色々な課題がありますので、関係の皆さんと一緒になって、これを白地から議論をしてどうするかを考えたい。新しいものですから、また、この種のスタジアムというのは経験はございませんので、あまり予断を持たずに議論をしたい。
当然ながら音頭取りが必要でしょうから、それは県と市が一緒になって行います。その中で、皆さん方も入っていただきたい。また、この18万人の皆さん方も。申請的なもののみだけならず、いろんなバックアップの仕方や方法があると思います。そういう部分で18万人の皆さんの思いを引き続き発揮するようないろんな形ができれば。その中で、また可能性がものすごく広がると思います。
いずれ新年度、早急に協議組織を立ち上げて、まずは議論に入ろうと思います。その準備を今しています。なんとか秋田からすごい「うねり」を出すということ。
逆に言えば、成熟化社会というのは雇用の場も必要です。少子化対策ももちろん必要。でも、やはり住むには楽しさがないといけない。生きがいです。そのプラスアルファのところが、定住条件の非常に大きな要素となっています。我々は(ブラウブリッツ秋田を)定住条件の一つの大きな要素と捉えていますので、これからも大いに頑張ってください。頑張っていい成績を残すことが、ますますこの18万人の力をさらに20万、30万の力にするんです。そういうことで、(この署名を)受け止めさせていただきたいと思います。我々もしっかりやります。

穂積志 秋田市長

後援会会長の小畑さん、副会長齊藤さん、大変ご苦労様でした。
皆さんの後ろにはブラウブリッツ秋田に関わる大勢の方がいるという事、そして、17万を超える方々からスタジアムへのご要望という事でありますので、これは私も重く受け止めたいと思います。
特に、秋田を元気にしたい!という市の成長戦略の一つに、「観光文化スポーツによる街おこし」を大きな命題として掲げております。
秋田ノーザンハピネッツのアリーナの件も、それなりの協議を行い、県立体育館でやらせて頂いておりますから、サッカーについてもきちんと知事とも話をさせていただいており、検討会とは整備に向けた検討会を立ち上げるということですから、その中で知事もお話しされた場所・財源あるいは時期、そしてまた運営方法、これも知恵を出し合いながら、皆さんと協議をして行きたいなと思っております。
17万以上、やはり勝てば官軍。そしてまたスポーツというのは感動を与えてくれますし、勝つということが一つの大きな広がりにつながりますと思いますので、今シーズン初戦、粘ってドロー。今シーズンも優秀な成績を上げて、そしてまた、県民に勇気を与え、皆さんの支援者を増やしてもらえたらと思います。

株式会社ブラウブリッツ秋田 岩瀬浩介 代表取締役社長

まずは、日頃より多大なるご支援ご協力を頂き、この場をお借りして御礼を申し上げます。また、本日こういった機会を頂きまして本当にありがとうございます。
私たちは、先ほど知事・市長がおっしゃられたようにとにかく成績といった部分、結果にこだわっていきたいと思います。それがプロスポーツの世界でございますので、今年の目標を「優勝」としておりますが、ある意味これは無謀な目標なのかもしれません。というのも、やはり私もチーム強化を担っておりますが、スタジアムがあるかないか、もしくはいつできるかといった部分でチーム強化に直結していくところも出てきているのも現実です。ただ私たちは、この状況下においてもその壁を突き破るといった部分でこの「優勝」という文字を掲げて今シーズン戦って参りたいと思っております。
今回この18万という数字は、Jリーグクラブのスタジアム整備に向けた署名運動の中では、J1のサンフレッチェ広島、ガンバ大阪に次ぐ3番目という数字でございます。
秋田県内の人口規模で考えますと相当数の方々が今回の署名にご協力を頂いたという形になりますので、しっかりと受け止めて頂ければと思います。
この18万人の中には、高齢者のみなさんは勿論のこと、生産年齢人口世代の方々や、これからの秋田の未来を担う若者たちも多く賛同してくれました。小学生がいびつな字で自分の住所を書いてくれています。これからの秋田を担う優秀な若い世代の方々が県外に流出することなく、秋田で成長し、そして秋田の為に活躍できるような街づくりを、今こそ官・民が一緒になってやれるいい機会なのかなという風に思っております。知事からご助言ありましたように、一緒になって、この整備に向けて進めていけたらなと思っておりますので、是非よろしくお願いいたします。